かつてのノーマルAタイプの王者とも言える機種たちを現代にリバイバルさせよう。原点に戻ったパチスロの大きなユニバーサルのプロジェクトです。パチスロを本当に愛している人はきっとノーマルAタイプが好きでしょう。このノーマルタイププロジェクトは、サミーが先駆けて過去に企画としてやったのですが、どれも仕上がりは素晴らしく、機種でいえば、「桃太郎電鉄」「武龍(ウーロン)」「北斗の拳-将-」などが挙げられます。
実機を購入しての不満は、AT機、ART機のような激しい機種は、家でやっていると段々飽きてくるという事です。その点でクオリティーの仕上がったノーマルタイプは中古市場でも非常に人気が高いです。
設定6に打ちかえると、「あーこんなんホールで打ったことねぇわ」と感じたり、設定1に打ちかえると、「うん、これいつもの台だわ」と実感したり、悲喜こもごも色々あるわけですが、飽きずにプレイできるのは意外とAタイプだったりするわけなんですね。暇なときにのんびり打つことが出来るので、一台は持っておきたいですね。
現在はファミスロの企画に移っており、どれもがノーマルタイプなのですが、正直仕上がりが良くありません。現在(パックマン⇒ファミリースタジアム⇒ギャラガ)
ファミコンならではのレトロ感で打つことは出来るのですが、ゲーム性が考えられていないので、正直残念かなと思うのがこの企画ですね。現在ギャラガまで出ていますが、もう少しなんとかならんもんかなーと思ってます。企画は良いだけに開発が、、(メーシーなのにね…)
さて脱線しましたが、ユニバーサルの渾身のAタイププロジェクト!
の数々を列挙していきましょう。
5号機
【A-PROJECT:第1弾】クランキーコレクション
5号機初のユニバーサル渾身の第1弾がやはりこれだった。4号機では目押し力によって、機械割を8%上げるという超絶技巧機種であり、伝説機種となったクランキーコンドルの復刻版。「目押し自慢の猛者たちよ!かかってこい!」がコンセプト。確かに完璧にこなすのはムズイ機種です。
【A-PROJECT:第2弾】B-MAX
ビーマはフリー打ちがおススメ。打てば打つほど味が出る台はビーマに違いない。前作のクランキーコレクション同様、極めて目押し難易度が高い機種。ビタの中での超ビタまで搭載されており、あなたの技量を図るのにはちょうど良い機種。これが完璧に決められるようになったらプロスロッター間違いなし!
【A-PROJECT:第3弾】HANABI
ノーマルの光の救世主的存在HANABI。誰もが楽しめるリーチ目は、もはやパチスロ殿堂入りの数々の目がある。A-PROJECTでは最も功績を残した本機種。今までの難易度の高い技術介入要素を外し、難易度を下げたリプレイ外しが絶妙な難易度に。家スロでリーチ目を毎日拝みたい!
【A-PROJECT:第4弾】サンダーVリボルト
サンダーシリーズは過去にてサンダーVスペシャル、ダイナミックサンダーとリリースしてきたが、特にダイナミックサンダーは告知が早すぎたりと色々な問題があった。しかし、そういった告知問題を見事改善してリバイバルできた素晴らしい一台です。サンダーならではの単V狙い、赤七狙い、どちらも楽しめる一品!
【A-PROJECT:第5弾】ゲッターマウス(在庫切れ)
ゲッターマウスは1996年にエレコからリリースされた台です。イチロー。ジロー。サブローと実は同じように見えるネズミでも全く異なるネズミで、彼らの停止する位置によってリーチ目になるという斬新なシステムを採用しました。今作の復刻版はボーナス確率を上げ、誰もが楽しめるようにしました。
【A-PROJECT:第6弾】バーサス
バーサスと言えば、神BGMですよね。私が初めてこの機種をやったのはホテルにあったゲームコーナーの一角でした。そのBGMに魅了され、持っているお金を全部つぎ込んで遊んだ思い出があります。ある意味わたしにとっては思い出の一品ですが、とりあえずHIBANA極まる!!ってのは面白いですね笑
【A-PROJECT:第7弾】クランキーセレブレーション
Aタイプの常識をくつがしたボーナス確率で6号機に唯一適合する機種。確実に6号機のノーマルタイプの基本はこの機種のようになるでしょう。この機種の凄いところは設定6のボーナス確率が1/108!約7~8分に一度は訪れるボーナスなので、家でサクッとちょろ打ちするには良いですね。
【A-PROJECT:第8弾】タロットマスター(在庫切れ)
ボーナス+RT機種。311枚獲得のビッグボーナスからのRT中に特定フラグを引ければ100Gに格上げするため、期待枚数的には400枚になります。タロットの演出と出目が絶妙な本機種。またこの機種は通常時、適当押しが出来ず、結構な頻度で目押しが必要
【A-PROJECT:第9弾】AREX
こちらも目押し頻度の高い機種。告知音あり時と無し時では子役の可能性が変わるというシステムを採用することで、リーチ目の可能性が通常時でも変わるという面白い機種。まさに硬派とも言える機種で、ビタ押しこそ何度かチャレンジ出来るが、慣れていないと図柄が見にくいようになっています。
【A-PROJECT:第10弾】HANABI通
5号機のノーマルタイプで一世風靡したと言っても良い機種の通バージョン。基本的なゲーム性は変わっていないですが、設定Hを搭載し、RT中にも一切ナビが出なくなりました。個人的にはシステム面をもうちょい変えてほしかったなぁと思いますね。
6号機
私がパチスロデビューした時には、丁度この機種が沢山あって現役稼働していました。ですので凄く思い出深い機種です。液晶ではメインの緑ドンの他に赤ドン、青ドンの演出を選ぶこと出来、昔の演出を踏襲しており、通常時は演出が無ければ「涼(氷)」の可能性が無いなどマニア垂涎の形も残しています。
第四弾でサンダーVリボルトがリリースされましたが、今回は6号機で戻ってきました。本作の特徴は前作と同様ボーナスのみのタイプですが、ボーナス終了後にライジンゾーンという完全子役ナビゾーンを搭載しています。通常時も消灯が無ければスイカ、チェリー否定の形になったので、かなり現代のAタイプに寄せてきた機種です。
まとめ
さて現在は6号機全盛期の時代となりました。
ノーマルタイプの規制によって、現在リリースされている機種は、予想通りコイン持ちを上げて、ボーナス枚数を下げた形です。ただ下げたといっても6号機の限界までコイン獲得枚数を上げているので、メーカーの努力のたまものなのだろうと思います。
いつの時代にも常にAT機が世間では中心に進んでいますが、実はホールで長期稼働する機種というのはノーマルAなんですよね。だからAタイプは直ぐに外されたりしないですね。意外と皆手痛くやられた後に、ノーマルAタイプを触ったりするので、稼働が飛ぶことがあまりなかったりします。
私は中古スロットは、個人的にインテリアであり、ジュークボックスだとも考えているので、こういうAタイプを家であるだけで、なんとなく安心感があるんですよね。恐らく皆さんも中古買えば感じると思います。いつか中古スロットを集めて、一室をパチスロ部屋を作るのが私の夢でもあったりします。皆さんもコレクションとして中古パチスロ機を集めてみて下さいね。